天満切子 橋下さんからのプレゼント

早速大阪のJR東西線大阪天満宮駅から徒歩10分のところにある切子工房RAUに行ってきました。

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2016年9月5日に放送されたSMAP×SMAPビストロSMAPコーナーで橋下氏がSMAPメンバー5人にプレゼントした天満切子を唯一作っている工房です。立ち寄る際は店内狭いため事前に行く日にちと時間をお電話いただきたいと言われたので、今日いけないかお願いしたら喜んで受け入れてくださいました。
 

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5人がもらっていたデザイン

 

天満切子は線が特徴的でお水や焼酎を注いで使うことで楽しんでもらいたい作品だそうです値段もあってどうしても飾っておきたいけどできれば使ってほしい、使うことで美しさが伝わると教えてもらい、説明をしてもらいながらたくさんのコップにお水を注いでいただきました。
 

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ガラスの底はまるでお花が咲いているかのようなデザイン。これも一つ一つカットされています。

 

「天満切子」は色被せガラスにU字型カットを施し、ガラスの底の厚みを利用したカット模様が側面部分に映り込むことでいっそう輝きが増します。薬品処理をせず、すべての工程を手作業で行い、職人が手間と時間をかけて1品ずつ完成させていますので、宝石のように美しく、万華鏡のように輝く「天満切子」は、見るものを飽きさせません。どうぞ光りにかざしてご覧ください。
購入時にいただける冊子からの説明です。
 
一個一個手作りのため作品ごとに色、形、模様の入り方が違います。

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写真の作品も似たような色味で元のデザインも近いですが全く違う仕上がりと雰囲気です。

 
SMAPの5人がプレゼントされていた作品はどれもデザインが凝っていて、とてもじゃないけど1日では仕上がらないとか。
唯一在庫が工房にあった稲垣さん、香取さんのデザインを手に取らせてもらいました。稲垣さんのは厚みのあるガラスで作られているのが特徴で底のデザインも他のものより深みがありました。さすが吾郎さん。収録でも手にとってすぐ中を覗いていましたよね。(赤いガラス)
 

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香取さんのデザインは丸の間に十字の柄が刻まれているデザインの方(左側、赤いガラス)。これは帝国限定なのでここでは販売していないが、似たデザインでの展開はしているとのことでそれも見せてもらいました(右側、青いグラス)。
 

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5人がもらっていたガラスのデザインはそれぞれでしたが、色で統一されてましたね。この青色はコバルトという金属を使いガラスの外側にまず色をつけてそこから削ることにより模様を出しているそうです
 
他にも銅で色味をだしている赤いもの、金でだしている淡い紫色をした作品などたくさんありました。5人のデザインのガラスは赤、青で出しているとのこと。
 
このほんのり紫色のおちょこに一目惚れしてしまいお持ち帰りしました。

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シンプルな縦線のものは手慣れた職人でもできるのは1日たった一個。工房では4人の担当者が交代で数人のお手伝いさんと共に全ての作品を作られているみたいです。工房に在庫としておいてある作品には限りがあるが、発注をできると教えていただいたので、香取さんのデザインに似ているものも作ってもらうことにしました。昨日の放送から電話での問い合わせが殺到しているということで仕上がりは数ヶ月後を予定しているそうです。
 
工房では教室も開いているそうです。週一で通い、最初は扱いやすいガラスのコップを使って道具に慣れてからクリスタルに移り本格的なものに挑戦するそうです。お邪魔した時も生徒さん数名が熱心に作品作りをされていました。
 
世界に一つだけの花をガラスに咲かせるってなんかいいな...
 
購入を考えている方は是非手に取って自分だけのものを選んでみてほしいです。